マネージメント事業としてTOUKI.netの運営を開始しました

陶磁器の業界の方々に読んで頂けると幸いです。

陶磁器の業界に携わって27年になります。
今危機感を感じるのは陶磁器の業界が衰退しているということ。
毎年のように減っていく窯元や様々な人材。
このままではいつか終わってしまう・・・。
とはいえ今まではいつか自分以外の誰かが何とかしてくれるとどこか他人事としていた気がします。しかし、状況はどんどん悪くなるばかり。

そこで出した結論は『自分たちが何とかするしかない』です。
おそらく自分達が仕事をしている間に大きな成果をあげる事は出来ないかもしれません。でも道筋を示す事はできると思います。しかし、今のままのやり方では状況を変えるのは難しいです。

ではどうすれば良くなっていくのか?

何が足りないのか?

考えた答えは『マネージメント』です。

マネージメントの意識を持ったポジションで仕事する人材がいなかったことが大きな問題だと考えます。
新規事業として陶磁器を中心とした企画デザインの会社を立ち上げて13年経ちました。
今まで日本全国の多く陶磁器業界の方々にお世話になりここまでやってこれました。
これから私たちは業界への感謝の気持ちを持ってマネージメントを事業化し業界の発展につなげて行こうと思います。

私たちはワクワクするような業界の未来像を描きそこに近づける努力をします。自分たちの子供達がやりたいと思ってもらえるクリエイティブで憧れる業界を作って行きたいと思っています。

私たちが訴求していくのは『客観的目線』です。
そこから欠落要素や課題を抽出し、新しい価値を創造して課題解決に繋げていきます。

まず絶対的に価値共有しなけらばいけない事があります。

この2年間業界内の様々なジャンルから情報を集めている時に美濃の原料メーカーのとある会長に出会いました。会長の話から我々の業界が元々持っている大きな財産に気づかされました。

それは『土』です。

美濃を含め東海地区の産地で取れる土は昔、東海湖という琵琶湖の6倍もある湖に沈んでいました。
その後何億年もかけ、地殻変動で隆起し湖の底にあった土が地表近くに出てきたものを掘って原料として使っています。
土は地球誕生以来長い時間をかけてつくられてきた私たちの貴重な財産です。土は無限なものではなく有限なものです。
だからこそ価格訴求品ではなく思いのこもった価値訴求されたモノへと循環させなければなりません。

土には素晴らしいストーリーと他のどんな素材にも負けない価値があるにもかかわらず今まで誰もその価値を明確にユーザーに伝える行動をしてきていません。
土の歴史や価値を理解しユーザーに伝える『土育』が必要だと私たちは考えます。

ではどう伝えるのか?

まず土の価値や理念をモノに表現し一番ユーザーに伝えやすいのは陶芸作家や手仕事の窯のクラフトマン達です。
私たちは全国のクラフトマン達を全力でサポートし土の価値をPRして行きたいと思います。

まずはユーザーに知ってもらう環境を作って行きましょう。

その第一歩として『TOUKI .net』というポータルサイトを作ります。このサイトを使って土の価値やクラフトマン達の情報をユーザーに向けてPRして行きます。国内・海外でのイベントや異業種とのコラボレーションも企画して行きます。

私たちが表現したいのは『同志的結合』です。
同じ志を持った人たちが集まり一人一人の小さな力を結合させ大きな力に変える事です。

テーマは『第2次日本クラフト運動』

戦後まもなく若手陶芸作家たちによって起きたクラフト運動を再度起こしましょう!

サイトへの掲載は無料です。
まずはユーザーに利用価値の高い環境を作る事が最大の目的です。一緒にこの価値を表現して頂ける同志を募っています。
多数のご参加をお待ちしています。

陶器のポータルサイト「TOUKI.net」